47キロの道を完走した娘の姿に、
我が身を振り返った新谷酒造
の鬼嫁、文子です
自転車が大好きで、マウンテンバイクに乗って走ってみたいと
自らが志願した徳地の森アドベンチャーキャンプ。
焼失した東大寺再建のため、
重源上人が徳地の山から切り出した木材を
佐波川を利用して上流から瀬戸内海~奈良まで運搬したという。
その偉業を偲び、
大原湖から瀬戸内海までのサイクリングロードを
47キロ走るという企画。
日頃から特に運動しているというわけでもない娘。
完走できるんやろうか?
と、ちょっと心配だったのですが笑顔でゴール。
途中、一度も弱音を吐いたり、愚痴を言ったりすることはなかったと
引率者のお姉さんから話を聞きました。
娘をこのキャンプに送り出したその日、
蔵では初めて醸造した、秋田酒こまちの酒を搾りました。
初めての試みだからとか、米がどうのこうのとか、
弱音というか、愚痴というか、言い訳というか、
自分の中に、出るわ出るわ。
かっこ悪い。。。
娘の姿に、自分を恥じました。
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳ばかり
本気でするから大抵のことはできる
本気でするから何でも面白い
どなたかの名言を思い出しました。
何年か前、居酒屋のトイレに貼ってありました。
今日で搾り3日目。
ようやく第一弾の完成です。
まだまだこれから進化は続きます。
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