私、なんとなんと1ヵ月以上更新してませんでした
死んでましぇん生きてます
1月からずっとずっと、
大吟醸のことだけを見つめ、思い、心を寄せて来ました。
そして今日、やっと、やっと、上槽の日を迎えました。
早朝から分析、唎酒して、
慎重に、何度も味を確かめて、
今でしょ!!
ここは夫婦で綺麗に意見が一致しました
袋吊り斗瓶囲い
この斗瓶を割ってしまったらこの世の終わりくらいショック
と、いうことで斗瓶を抱えて貯蔵庫へ持ち込むのび夫に、
介護職員のように付き添い、足元気を付けて
とやや強めの声掛けを行い、ドアを開け誘導したのでした
槽搾りの酒袋も並べつつ、途中で袋吊り、
中汲みも取って、直汲みを取って。。
と、大忙しでした
思えば麹づくりから始まり、
ひとつひとつクリアして、あとは搾る日を待つだけ
というところで、思いもよらぬ醪の後溶けに苦しみ
杜氏2年目にして山田の磨き40は初めてという、、
圧倒的な経験値の少なさに、悔しいやら不甲斐ないやら。
毎日分析結果のグラフや参考資料を広げて悶々と考え、悩み、
経験不足の部分はいろいろな方にアドバイスをいただきながら、
ここまでやって来ました。
長かった
酒造りは生き物を育てるということ。
子供を何人育てても、完璧な子育てなんてないなと感じるのと一緒。
本当に完璧な終わりなんてないなと感じた造りでした。
もしもまた来年、また造ることが許されるなら、絶対にチャレンジしたい。
もっともっと対応力を身につけて、良い酒に育てたい。
そして今期の私の酒づくりはまだまだ終わりません。
今週、雄町の麹づくりからまたスタートです。
雄町、初チャレンジ。
どんな子になるか、楽しみです
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