コロナ禍の中、製造休止せざるを得なくなり、

心が折れそうだった時に出会った漫画。

 

鬼滅の刃。

 

折れかけた心が励まされ、

再び心を燃やす勇気をもらい、

炭治郎のやさしさに癒された。

 

気が付けば時は流れ、

製造を開始できるようになった時には

令和元酒造年度から、令和2酒造年度へと変わっていた。

 

令和2酒造年度、第一号は新商品を出そうと決めていた。

 

わかむすめシリーズの商品名は

十二単のかさねの色目の名。

 

燕子花や月草、牡丹や薄花桜は季節のかさねの色目。

 

いつか柱商品となる定番酒を出すときは

「秘色~ひそく~」と名付けようと、5年も前からずっと温めて来た。

 

「秘色」のかさねは四季を通じて着ることのできる、

かさねの色目だから。

 

青のような緑のような美しい青磁の色。

 

鬼滅の刃にも「柱」たちが存在するが、

新谷酒造の柱商品となるように、

強い想いを込めて醸した酒。

 

それがわかむすめ秘色

 

鬼滅の刃は今月最終巻が出ましたが、

これからも、心を燃やし続けますメラメラ