「ねぇねぇ、今日添え?
添えでえ~そ?」(標準語にすると:添えでいいの?)
そうです、いいのですよ。
今日は純米酒の「添え仕込み」です。
「添え」については、前回の日記(2/23)を参照くださいませませ。
酵母培養中の、酒母ちゃんのご機嫌を聞いたところ、
「オッケ~イ!!どっからでもかかってこいやあぁ」
と申しておりました。(なんて頼もしいマッスル系のお言葉)
実際には、成分を分析して杜氏がGOサインを出しますです^_^;
どれどれ、マッスル系酒母ちゃん、どんな味~?
酢っぱ
乳酸が加えられているので酸味を感じます。
けれどもうしっかりお酒のかほり(*^^*)
まだ大きな粒々がありますが、仕込み中にどんどん酵母に食べられ、
小さくなります。
酒母を仕込みタンクへ移し、これに仕込み水、麹を入れます。
そして酒米を蒸して投入~
混ぜ混ぜして「添え仕込み」終了。
ここまでの作業、杜氏ひとりでかなりマッスルパワー使います
しかし蔵の中、かなりスイーツな香りが漂ってますが・・・
ジャジャーン、その香りのもとはコレ。となりのタンクで「留め仕込み」まで終え、最後の「四段仕込み」を待ってる普通酒くんでっす!!かなりおっきい泡吹いておられます。お味見お味見~♪
ぉお~~~~~
舌の上で弾けるこのフレッシュリ~なピチピチ感。
例えるとシャンパーニュでございます。
セレブリチ~?
まだ酵母が元気に活動している状態なので、
炭酸を飲んだ時のようにピチピチ感があるのです。
まさに弾けるピッチピチわかむすめの美味さ。・。・゚★・。・。
「搾り」が待ち遠しいですな。
ところで、酒に夢中になっている間に忘れておりましたもの・・・
最近日毎にのび夫に似てきたと噂の、若様でござりまする~。ありゃりゃ待ちくたびれて眠ってしまわれた。お可哀そうに。。。
しかし、この後しばらくしてふと見ると、ぱっちり目を開けていた。
そして櫂(ぐるぐる混ぜるやつ)を回しているのび夫を後ろからじっと見ていた。
恐ろしいくらいに、じっと見ていた。
まさに「親父の背中」です。
私には、息子の声なき声が聞こえた。
「オヤジ、頑張ってんじゃねぇかよ。
俺もでっかくなったら手伝うからよ~
それまで生きてろよな。」
生きてるっちゅうに。
けどさ、この腰いつまでもつかな(;д;)
仕方ない・・・
マッサージ師(/ ̄^ ̄)/只今参上!!
お手柔らかにね、お願いしますよ・・・
↓↓↓のび夫の無事を祈りつつ・・・「ぽち」↓↓↓
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