のび夫がある物を持って帰った。
「これ食べてみてん?]
先日洗米した米です。 「麹-こうじ-」という物に姿を変えました。一粒食べてみようとすると、「うまいって、全部食べてん」と言うので、素直に頼みを聞いてあげました。
ぉお!!美味でおじゃる!!!(あんた、何者?)
この味、必ず高速のパーキングエリアで
食べたくなる、天津甘栗に似ておられます。
↑
私だけ?σ(^_^;
「ね、ね、ね、うまいやろ、うまいやろ?
ホラ~~~、うまいって言ったやん。」
もういいって、わかったから(;一_一)
で、この「麹」と言う物、何もん?かと言うと・・・
洗米した米を、一晩置いて水を切り、蒸します。この蒸し加減も、お酒のできを大きく左右しますが、この蒸した米に、麹菌(こうじ菌)を振りかけます。これも、多すぎても少な過ぎてもダメで、どんな味のお酒になるか、杜氏の加減次第なのです。
蒸す時、蒸気が空へ向かって・・・
キレイだったのでパチリ。
麹菌を振りかけた後は、温度や湿度を管理し、
ものすんごん手間暇かけて、麹にしていくのです。
↑
そりゃもう新生児を世話するくらい、大変です
良い麹ができるか否かで、良いお酒ができるか否かが
決まってしまいます。
なぜかと言うと、麹は、酵母が米を食べやすいように、
米を溶かす材料を作ってくれます。
この材料が多すぎると米が溶け過ぎて、
味の濃いお酒になります。
逆に少ないと薄くなります。
麹菌の生え具合で、狙った味のお酒ができるかどうか、
決まるのですね。
よっしゃ!!と言う麹になっているかどうかは、
目で見て、匂いを嗅いで、食べて、判断します。
一応、出来上がった物は分析し、化学的データを出します。
このように酒造りは、まさに一回、一回が勝負です。
どの段階だって、手を抜けません。
そしてどんなお酒になるかは、杜氏の心次第、腕次第です。
さてさて、この「こうじくん」、どんなお酒になりますかな?
「蔵の駐車場にさ、また猫がおった(-o-;)。
にらまれたからさ、オレ、にらみ返してやっとった!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(/-_-\)ず、頭痛が・・・
天敵が猫ってさ、それ酉年だから??
(そんなの関係ねぇってか?)
しかしどうして蔵から一歩出ると、人格変わるんだろね。
┐(´ー`)┌ フ・・・ヤレヤレ
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