夕方、娘が保育園から帰って来た。
お店のすぐ前にバスが横着けされます。
娘が降りて来て自宅へ帰ろうとした矢先、
お店の中からはのび夫と見知らぬ若い女性が!!
スラリと細く長~い足に、スリムパンツがよくお似合いでした。
「あなたが奥さん?へぇ~~~、だっさい女ね。
ご主人がかわいそ。」
と、よくあるメロドラマならここで意地悪な不倫相手が登場します。
妄想壁があるんだよね、うちの嫁さん(;^_^A アセアセ・・・(Byのび夫)
「突然すみません、朝日新聞の●●です。」
どうやら取材に来られていたようです。
飲めば誰もが恋するお酒「私に酔って」の。
「せっかくなので奥さんとまなちゃんの写真良いですか?」
ってえーーーっ!!!!!!!
無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理
だって、だって、今日ずっと家にこもってたから、
ノーメイクやし。
「ぜ~んぜん大丈夫ですよ、誰もそこまで見てませんから(^・^)」
「え?ノーメイクもいけてます?それほどでもぉ~(*^^*)ポッ」
オイオイ勘違い勘違い。「大丈夫ですよ」の後の、声なき声に気付け!!
フンだ。誰も見てなくったって、わたしゃ嫌ですよ。
だって眉毛ありゃしまへんがな。
このまま写れば、わたしゃマロですよ・・・。もしくは三十路のヤンキー?
・・・そして娘と私はお店の中へ連行された。
「お名前は?」
「えっとね、えっとね、せーちゃん!!」
それは弟の名前だっちゅの( ̄Д ̄;;
「自分の名前だよ!言えるでしょ?」
「んと、●×※■○ですっ!!!」
そんな力入れんでも、普通でいいのよ、フツウで。。。
うちの娘、女の子でありながら声が低く、ちょっとハスキー。
こんなふうに大声出すと、ジャイアン。
「ほ~らまなちゃん、お写真だよ、いいね~~~」
行けっ、行けっと娘を突き出し
素早くカメラの後ろに隠れた賢い母である。
(どこがじゃ!)
娘はお酒の瓶を持って写ることになりました。
四合瓶(普通のワインくらいの大きさ)だけど、
二歳児にはけっこうな重さです。
「よっ力持ち!!いいねいいね~、かっこいいよ~~~」
持ち上げろ!持ち上げるのじゃ!!
おだてておだてておだてまくれーーーーー!!!!!
(゚゚;)\(–;)ソコマデシナクテモイイデスヨ
私の娘、めっぽうおだてに弱い。
わかりやすいっちゃ、わかりやすい性格です(^^;;
そんなわけで、私のナイスな言葉かけにより、
けっこう良い写真が撮れたんじゃないかと思います。
そうか?(By記者さん)
結局、娘の横にはめでたくのび夫が並びました
娘が持つ事で、四合瓶は一升瓶に化けました。
明日の紙面に載るそうです。
鬼嫁Jr、マスコミデビューでございます。
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