この鬼嫁ブログを始めて早3年が経ちました。
これが取り持つご縁で、
今まで色々な方からお声をかけて頂いたり、
訪ねて頂いたりしました。
昨日は福島県双葉郡浪江町から・・・
「日本一海に近い酒蔵」として、
江戸末期より酒造りを行われていた
鈴木酒造店さんが訪ねて来られました。
浪江町と言えば、
原発の問題で避難指示が出ている場所。
今は山形県の方へ避難されているそうです。
津波で、全てが流されてしまったと言われてました。
それでもまた、ゼロから酒造りをしたい!!
と、その準備の為
今は全国の酒蔵を回っておられるそうです。
全てが流されてしまったけれど、
酒販店さんに残っているお酒を保存して、
いつか息子さんが蔵を継がれるその日まで
浪江町の米と水とその場所で造ったお酒があった証を
残しておくと言われてました。
~鈴木酒造さんのホームページより~
「その季節季節の魚と漁と、
漁師さんらの日々の暮らしと共に歩んだこの百年余り。
地の酒として、海までの実際の距離より、心はずっと海のそばにいたい」
津波は全てを奪って行ってしまったけれど、
心までは奪えなかった。
私たちも、頑張ります。
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