地元、徳地の田んぼで、はじめて山田錦の花を見ました。

8月20日に出穂。22日に穂ぞろい。

 

連日凄まじい暑さですが、田に吹く風は秋の気配を感じさせます。

 

ここで育った山田錦で、来年【わかむすめ燕子花】を仕込む予定です。

 

祖父が逝去してから、

7日毎に法要があり、有難い説法を受けています。

 

先日は「誠」について。

 

本当の誠意とは?

 

私の好きな言葉に「至誠通天」という言葉があります。

吉田松陰の言葉と言われることが多いですが、元々は孟子の言葉で

【誠の心を尽くして行動すれば、いつかは必ず天に通じ認められる】

という意味。

 

吉田松陰の妹の名が「文」ということもあり、

勝手に親近感を抱いてこの言葉を座右の銘にもしているのですが、、

 

では、「誠」とは何か。。。

 

真の誠というのは、相手がそれを受け入れて初めて真の「誠」となる。

そうでなければ自分の思っている「誠」は、ただの邪念である。

 

「こんなによくしてやっているのに」

という邪念。

 

全くもってその通りだと、しみじみと説法を受けました。

 

こうして毎週有難い説法をお受けしているのは、

邪念の多い嫁を戒めるようにと、祖父の計らいかもしれません。

 

「一生懸命なのは良いけれど、誰のため?何のため?

真を見つめよ。そして真の「誠」を尽くせよ」と。

 

まだまだ道程は遠そうです。。。